ログインお気に入り

紅茶専門店ティークラブの公式オンラインショップ

美味しい紅茶のいれ方・5「汲み立ての水を沸かし、沸き立ての湯を使う」

2016.08.04
美味しい紅茶のいれ方・5「汲み立ての水を沸かし、沸き立ての湯を使う」

「汲み立ての水を沸かし、沸き立ての湯を使う」に関しては、紅茶に興味のある人なら問題ないことでしょう。

このポイントは家庭では全く難しくないのに、お店では案外難しい。おうちの紅茶とお店の紅茶の違いが出やすいポイントかもしれませんね。

汲み立ての水を沸かす

汲み立ての水とは、水道の蛇口から汲んだ水。水道から出た新しい水ということです。紅茶をいれる時(湯を沸かす時)に水を汲み、すぐに沸かしてください。

酸素を含んだ新鮮な水が紅茶の抽出にむいています。

蛇口から汲んだ水でも「汲み置きはNG」です。多少の時間を置くのは問題ありませんが、浄水などのために一晩など長時間経った水は紅茶には適しません。

151024-002

浄水器に関して

浄水器の使用はOK。

水道水や汲みたての水と聞くと浄水器はNGなのか思う人が多いのですが、浄水器は使ってください。大いにOKです。

浄水器を普段から使っているかたは、そのままお使いください。日頃、浄水器を使っていないかたは、紅茶のためにわざわざ浄水器を買う必要はありません。普通に飲んで美味しいと思う水を使えばOKです。

浄水器の場合「シンプルな浄水」以外の「アルカリイオン水」とか「還元水」など、水の種類がある場合があります。その場合はどれが良いかはいえません。自分で試してもらうしかないですね。水を飲んで美味しいかの判断ではなく、紅茶をいれて美味しい紅茶が抽出できる水を使ってください。

水質は「軟水」

紅茶をいれるには「硬水」がよいという人がいますが、スルーしてください。飲み比べれば分かります。軟水は素材の旨味を引き出すため紅茶の香りが引き立ち、コクや茶の旨味、ほど良い渋みが引き出されます。

好みは人にもよりますが、一般的な日本人の感覚では軟水でいれた紅茶のほうが美味しいと感じるはずです。

日本の水道水は、ほとんどが軟水なのですが一部「硬水」の地域があります。硬水が出る地域は、残念ながら紅茶の味が落ちます。

幸い日本の場合は、硬水の地域もそれほど硬度が高くないので、そこそこいけます。気になる人は、軟水のボトルドウォーター*と比べてみてください。それぞれの水で紅茶をいれて自分が美味しいと思うほうをお選びください。どうしても気なる人は、高性能の浄水器を使うといいでしょう。

ちなみに、私の実家の水は硬水ですが、そのまま紅茶をいれています。軟水に比べると少し劣りますが、自分たちが飲む紅茶なので納得しています。

ペットボトルをふるは意味がない

「ペットボトルの水を使う時は、よく振ってボトル内の酸素を水に入れてから使う」という説。忘れてください。ペットボトルは振っても酸素は入りません。泡立つだけです。マスコミ向けのパフォーマンスくらいに軽く考えてください。

頭が痛いのは、紅茶の関係者までもが、このような他人の意見にのせられてしまうことです。

ペットボトルの水は紅茶にむきません。水道水が硬水だったり、飲めない水質だったりする場合に、やむを得ず使う。やむを得ないのですから、ジタバタしないで、そのまま使ってください。

沸き立ての湯を使う

汲み立ての水を沸かし、沸き立ての湯を使う。ピークに沸騰したら、すぐに注いでください。

湯気が少々出たくらいでは沸騰していません。シュンシュンと勢い良く湯気が出るまで沸かしてください。

紅茶は沸騰した湯でいれる

ピークまで沸いたら、すぐに注ぐ。

ただそれだけです。コツもなにもありません。

「沸騰直前を使う」とか「数分間沸かし続ける」とか、煩わしいことはしなくていいです。

沸騰するタイミング合わせて、ティーポットに茶葉を入れて用意しておく。
沸いたら注ぐ。
難しくないですよね。

紅茶は沸騰した湯でいれる

湯を沸かす道具

【やかん】

湯を沸かす道具は「やかん」がおすすめです。

やかん以外のものでも構わないのですが、やかんが一番ティポットに湯を注ぎやすく、湯が沸くの早いものが多いので、おすすめします。

やかん
やかんが最も湯を注ぎやすい

【電気ケトル】

保温するタイプではなく、湯沸かしのための電気ケトルはOK。

沸いた瞬間を見落としやすいので、その点だけ注意してください。

水は必要な分量よりも多めに沸かす。例えば、300ccの湯を沸かす時に400~500cc沸かすなど。多めの水を沸かしたほうが酸素が残るからです。

電気ケトル
沸騰を見逃さない

【電気湯沸かしポット】

最近使う人が減っているとは思うのですが、電気湯沸かしポット(保温するタイプの電気ポット)で保温した湯はNG。

水をいれて沸騰した直後なら問題ありませんが、このタイプは保温している人が多いと思います。保温の湯は避けてください。

電気ポット
組み立ての水の沸かし立てならOK.保温はNG

二度沸かしの湯

一度沸かした湯を時間が経ってから、もう一度沸かした湯は美味しい紅茶には適しません。

上記の湯沸かしポットの再沸騰も同じことです。

例えば、紅茶をいれて飲みました。しばらくしてからもう一度飲みたい時。「おかわり」する時とか、別の人が飲みたいと思った時などに、少し前に沸かした湯をそのまま沸かすのはNGということです。

とはいえ、湯を捨て、水を汲み、一から沸かすのは時間がかかります。湯がもったいない。このよう場合は、残った湯に新しい水を足してください。

ティーポット1つ分でもよいので、新鮮な水を足せばOK。ベストではないけど、ベターです。

水を汲み、沸かす。沸いたら、注ぐ。

「汲み立ての水を沸かし、沸き立ての湯を使う」NG例をたくさん出したので難しいように感じるかもしれません。けど、よく見れば簡単ことです。

水を汲み、沸かす。

沸いたら、注ぐ。

これだけのことです。

カップ麵を作るレベルの話です。

美味しい紅茶のいれ方の「セブンルール」

  1. 品質の良い新鮮な茶葉を使う
  2. ティーポットでいれる
  3. ティーカップ二杯以上いれる
  4. 分量を間違えない
  5. 汲み立ての水を沸かし、沸き立ての湯を使う
  6. 蒸らす
  7. 7-1濃さを整え、注ぐ
  8. 7-2茶葉を濾し別のティーポットに移す【追記】
この記事はお役に立ちましたか?
参考になりましたら、下記のボタンを押していただけると嬉しいです。

お茶の時間は、最も身近にある癒しではないでしょうか。そんなお茶の時間を大切にするあなたのお手伝いをしたいです。好きなもの、質がよくシンプルなものを長く愛したい。アナログが好き。

関連記事

目次