紅茶のジャンピング、おもしろいことに気づきました

紅茶のジャンピング、おもしろいことに気づきました
前回、前々回とお話しした「茶葉が先か、湯が先か」の実験。実は、思いがけず、紅茶のジャンピングについても、興味深い発見がありました。今日は、そのお話をさせてくださいね。

茶葉が先、湯が後の場合
- ティーポットに茶葉を入れ、湯を注ぐ
- 湯を注ぐと茶葉がポット全体を動く(←ここはジャンピングではない)
- 茶葉の動きがおさまると、ポット上部に茶葉がたまる
- しばらくするとジャンピングがはじまる
- 2~3分で茶葉の動きがおさまる
湯が先、茶葉が後の場合
- ティーポットに湯を注ぎ、茶葉を入れる
- 茶葉は沈まないで、ポット上部にたまる
- しばらくするとジャンピングがはじまる(←茶葉が先よりも動き出すまでに時間がかかる)
- 3~5分で茶葉の動きがおさまる

紅茶のジャンピングって、実は
今回、ジャンピングについて、わかりやすい現象に出会えましたので、お伝えしますね。
茶葉を入れてから湯を注ぐと、茶葉がポットの中をぐるぐると動きます。これは、湯を注いだ勢いで動いているだけの状態です。
この動きを、ジャンピングだと思っていらっしゃる方もいるのですが、実はまだジャンピングではありません。
ここをジャンピングと呼んでも、間違いというわけではないのですが、大切なのは、このあとに起きることです。
湯の勢いがおさまったあと、茶葉がポットの上のほうに集まります(浮かんでくるのです)。
そこから、茶葉が上下に動きはじめる、これがジャンピングです。
ときには、茶葉の動きがずっとおさまらないこともありますが、そのような場合でも、2〜3分は動いています。湯を注いだ勢いだけの動きは、30秒ほどで落ち着いてきます。
ちなみに、湯をよい状態に沸かせたときほど、茶葉はポットの上のほうにたまりやすくなります(浮きやすくなるのです)。
湯が先、茶葉が後のジャンピング


湯を注ぐ勢いと、ジャンピングは関係がない
これまでも、「湯を注ぐ勢いと、ジャンピングは関係がない」とお伝えしてきましたが、今回、それがよくわかる出来事がありました。
湯を先に注ぎ、あとから茶葉を入れると、茶葉はポットの上のほうにたまります。湯を注ぐ勢いで動くことはなく、ただ湯の上に浮かんでいるだけです。
少し時間が経つと、茶葉が沈みはじめ、浮いたり沈んだりをくり返します。
これこそが、ジャンピングです。
湯の中に、あとから茶葉を入れただけでも、ジャンピングは起こります。
ですから、湯を勢いよく注ぐとか、高いところから注ぐといったことは、ジャンピングとは、実は関係がないのです。そのことが、今回あらためて、よくわかりました。
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