最後の一滴よりも影響が大きい “地味にすごい” 紅茶を美味しくするポイント
2017.09.23

“地味にすごい” 紅茶を美味しくするポイント
ズバリ!『紅茶の注ぎ方』です。
「なんだよそれ!」って罵声が飛んできそうなですね。紅茶の注ぎ方なんて、ほとんどの人が気にしていない地味なポイントですからね。
けど、“紅茶の味が劇的に変わる”すごいポイントがあるのです。
正しくは、注ぐ前の『一手間』です。
多くの人が見落としていたり、聞いたことがあっても忘れてしまったりしがちな重要なポイントです。
最後の一滴よりもはるかに味への影響が大きい。湯を高いところから注ぐなどよりも劇的味が変わるポイントです。
なお、ドラマ相棒の杉下右京氏のようなパフォーマンスをしろってことではありませんよ。あれ、やりたい人はやってもいいのですが、味には影響ないですからね。“派手に無意味”です。
“地味にすごい” 紅茶を美味しくするポイント
基本のいれ方で正しく紅茶をいれます。
蒸らし時間が終わって、ティーカップに紅茶を注ぐ
ここがポイント
ティーポットの中を軽く混ぜて濃さを整えてから注ぐ。
これをやるとやらないとでは、大きな違いがあります。

蒸らし終わったティーポットの中は、上部が薄く、下部が濃い
蒸らし終わったティーポットの中は、上部が薄く、下部が濃い。そのまま注ぐと、ティーポット上部の薄い部分がティーカップに注がれる。1杯目の紅茶が薄くなるのです。
注ぐ直前までは、正しく紅茶をいれていたのに「注ぎ方だけで残念なことに…。」これに気が付いていない人が本当に多いのです。実にもったいない。

二杯目の紅茶が濃くなる問題
ティーポット上部の薄い部分を1杯目に注ぐ。ティーポットには濃い部分が残る。
すると、残っていた濃すぎる部分が時間が経ってさらに濃くなるから、「2杯目の紅茶が濃過ぎて苦い紅茶」になるのです。
1杯目は薄く、2杯目は濃すぎる。
実は、多くの人が1杯目も2杯目も丁度良い濃さで飲んでいないのです。
注ぎ方だけで残念な紅茶になっている。もったいない。
解決策
ティーポットの中を軽~く混ぜて濃さを均一にする。
たったこれだけ。
蒸らし終わったティーポットの中を「スプーンで軽~く2回くらい混ぜ」紅茶の濃さを均一にしてから注いでください。
すると、一杯目は丁度良い濃さの美味しい紅茶が飲める。
茶葉が残った二杯目は、濃くなりますが、混ぜない時とは雲泥の差。
湯で割るなり、ミルクを加えるなりすれば、二杯目も美味しく飲むことができます。
「ティーポットの中を混ぜる」たったこれだけで、紅茶の濃さが整い、紅茶の味が劇的に変わります。
最後の一滴がどうのこうのよりもはるかに味への影響が大きいです。

混ぜ方
混ぜ方の作法とか型とか儀式などはありません。
目的はポットの中の紅茶の濃さを整えること。
目的は、上下の濃さを整えることなので、横にクルクル混ぜるのではなく、上下に混ぜるイメージで混ぜてください。
強く混ぜる、回数をたくさん混ぜると渋みが出過ぎるので要注意。2回くらいで十分です。
ポットを揺らして混ぜようとする人がいますが、ポットを揺らすと不要な渋みが出やすいから、ポットを揺らして濃さを整えるのはおすすめしません。緑茶感覚で癖になっている人は要注意です。

蒸らし終わったら茶葉を抜いて別のポットに移し替える方法もあります。その場合は混ぜなくても問題ありません。
ティーポットからティーカップに直接注ぐ場合は、紅茶の濃さを整えてから注ぎましょう。
知らない人が多い、また忘れやすいポイントです。誰でもできることなので、忘れず実践してください。
紅茶のいれ方は、このように誰にでもできる簡単なことだけです。プロの技やすごいテクニックは一切ありません。
とはいえ、誰にでもできることでも忘れてしまったらできませんよね。忘れないように習慣にしましょう。
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