ミルクが先か?紅茶が先か?
2017.09.21

あなたは、ミルクティーを飲む時「ミルクを先にティーカップに入れますか?」「紅茶を先にティーカップに入れますか?」
当店の考えを言うと『状況によるので、“どちら先が良い”と決めつけるのはナンセンス』だと思っています。

紅茶が先が自然
好きな紅茶を自分でいれる時は、紅茶の濃さや味が分かっているので、どちらが先でも構いません。
しかし、家族や友人がいれた紅茶やお店で飲む紅茶は濃さや味が分かりません。
まずはストレートで紅茶を飲んでみるのが自然ではないでしょうか?
紅茶の濃さや味が分からなければ、ミルクを入れる適量が分かりません。もしかしたら、ミルクが合わない紅茶かもしれません。
紅茶の味や濃さを確認してから、見合う量のミルクを入れたほうが美味しいミルクティーになります。ゆえに『紅茶が先、ミルクが後』になります。
また、ティーカップに紅茶を注ぐとき、紅茶を先に入れたほうが、紅茶とミルクのバランスがとりやすいと思います。これに関しては、慣れもあるので絶対ではありません。また目分量でいれる前提の話であって、ミルクを計って先に入れれば問題ありません。
なんとなくも含めてですが「紅茶が先が自然」だと考えています。

ミルクが変質する説
こんなことを言うと「ミルクを後に入れるとミルクが変質しますよ!」という声が聞こえてきそうですね。
確かに、注ぎたての熱々の紅茶にミルクを注ぐとミルクが一瞬固まったように見えます。言われるように変質しているのかもしれません。
けれども、よーく見てみてください。ミルクを先に入れて、紅茶を注いでもミルクが固まったようになります。
ミルクを後に入れると固まるという意見は、他人の受け売りだたと私は思っています。

科学的根拠
英国王立研究所が結論を出したというのがありますよね。もちろん知っていますよ。
科学的根拠は正しいと思います。ただし、味=官能に関してではなくて、あくまでも科学的な調べであると私は考えています。
そして、そもそもが茶飲み話です。それだけ英国人は紅茶が好きで、英国人にとって紅茶が大切なものだということです。この話を受けて「これが正解!」みたいなことを声高に言うのはナンセンスだと思っています。
ミルクティーの味の違い
「ミルクを先にいれたミルクティー」があきらかに美味しいという意見もあります。
正直な話、私はそれほど違いを感じないんですよね。ミルクが先が絶対的に美味しいとは思えない。なんとなく違うような気がしなくもないんですが…くらいの感じです。
私が講師をしている専門学校の授業で、毎年この飲み比べをやりますが「ミルクが後は味が悪くなっている」と気が付く学生はいません。
科学的根拠は正しい。
けど、おうちで飲む紅茶なので、官能的判断(自分の舌で判断する)を優先してもよいのではないでしょうか。
そして、差があるといってもごく微妙なので、ティーカップに紅茶を先に注ぐ自然さ、ミルクを先に注ぐ少しの違和感を上回るほどではないと思っています。
ですので、ティークラブとしては、『紅茶が先』をおすすめしますが、どちらでもよい。決めるつけるのはナンセンス。と考えています。
他人が言ったことを正解を信じるのではなく、あなたが飲んで好きなほうが正解です。
ミルクティーにすすめ紅茶
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